今月9月27日には、安部元首相の国葬が執り行われようとしています。
この安倍元首相の国葬は、法的根拠もあいまいなまま、国が16億6000万円もの税金を出すことを決めてしまいましたが、本当にこれでいいのでしょうか。
安倍元首相が銃撃によって亡くなったことは本当に痛ましいことですが、それに対して国会での議論もなく、閣議決定で決めた国葬という形で国が国民に安倍元首相への弔意を強要するのは、憲法で保障された、私たち国民の内心の自由を侵すものです。
安倍元首相に対しては、森友、加計、桜を観る会などに象徴される政治の私物化が疑われ、多くの国民が疑惑の目を向けてきました。今回の国葬が、国民の総意で行われるものでないことは明らかです。
閣議決定だけでものごとが決められていく、今の政府は、憲法をまるで無視したやり方です。今回の安倍元首相の国葬にしても、堂々と国会で是非を議論して、国民の納得をもって決めるのが筋ではないでしょうか。まともな議論も避けての国葬の強行には、多くの国民が反対しています。
安倍元首相の突然の死去は、本当に痛ましいことでしたが、国会での論議もなしに、閣議決定だけで強行しようとしている今回の安倍元首相の国葬には、社民党、そして私おぐまひと美は反対です。