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青森市議会報告NO.9ダウンロードはこちら
〇明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
〇市議会議員として4年の任期の折り返しを過ぎました。これからも暮らしやすい青森市のために働きます。
〇委員の改選で、次の2年間は以下の委員会の所属となりました。
議員運営委員 | 青森広域事務組合委員 |
常任委員会:民生環境常任委員 | 特別委員会:議会だより編集会議委員 |
2024(令和6)年第4回定例会 会期11月28日~12月25日

〇今議会の一般質問では、こんなことを聞きました
- 1.緑化事業について―公園・遊歩道の樹木伐採について
- 文芸のこみちを含む遊歩道の樹木伐採の理由と今後の計画を聞きました
- 2、地球温暖化対策について
- 改定された地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の内容を聞きました
- 3、松原地区の街づくりビジョンについて
- 新しい中央市民センターの計画について聞きました
12月9日 一般質問
小熊ひと美の12月9日一般質問動画はこちら
1 緑化事業―文芸のこみちの9割伐採は適切か
1号2号遊歩道は1970年代に市内東部の旧東北本線跡地に整備され、市民に親しまれる全長約4.5㎞の遊歩道です。
今夏このうち「文芸のこみち」付近で9割の樹木が伐採されました。落ち葉や高木・老木化の対策として、今後遊歩道全域で、長期にわたり伐採を進めるとのこと。
しかし近隣住民や遊歩道の利用者には事前に充分な説明がなく、9割もの伐採については、伐りすぎではないか、地球温暖化対策や「青森市緑の基本計画」に反するのではないかとの声もあります。
伐採後の植え替えの有無も聞きました。
- 【質問】 今年度の文芸のこみちの伐採の本数と、高さ制限の芯止めをせず、9割もの伐採に至った理由と経緯を示せ。
-
【都市整備部長答弁】今年度の伐採区間530mの樹木総数110本のうち、9割の94本を伐採した。
植栽から40年以上がたち、多くが高木・老朽化しており、倒木などの事故防止のため、今年度は約780万円の予算で伐採作業を進めた。
事前の検討の結果、「芯止め」などの剪定では安全対策として不充分と判断し、9割の伐採となった。 - 【質問】 3月にゼロカーボンシティ宣言を行い都市緑化を進める本市の地球温暖化対策や「青森市緑の基本計画」に対し、大規模な樹木伐採の整合性をどう捉えるか。
-
【都市整備部長答弁】 地球温暖化対策も樹木の適正管理も、両立して進めていくべきものと考えている。
- 【質問】 今後の作業計画と、伐採後の植樹計画を示せ。
-
【都市整備部長答弁】 1号遊歩道は、西側に向けて順次作業を進め、2号遊歩道は1号遊歩道の作業完了後の実施を想定している。
1号2号の完了までには相当な期間を要するものと考えている。
安全対策として剪定・伐採を最優先に進め、新たな植栽については、作業の進捗を踏まえて、今後検討する。 - 【質問】 大規模な伐採計画には充分な説明による市民の理解と協力が不可欠。今後どう周知し、理解を求めるのか。
-
【都市整備部長答弁】 近隣住民には町会長への説明を通じ、町会役員との協議と地元住民への周知を依頼する。遊歩道利用者には市HPでの周知と遊歩道の現地への作業の予告看板の設置を検討する。
【意見と要望】
全国的に街路樹の老木化が問題となっている。
市内には街路樹が5万5000本あると言われるが、数を減らしながら適切に管理するためにも、予算はしっかりとつけるべき。
単に伐採を進めるだけでなく、伐採後順次、管理しやすい低樹高の樹木への植え替えを要望する。
緑の景観や安らぎ、緑陰の創出、二酸化炭素の吸収や大気汚染の改善などのメリットに目を向け、市民の理解と協力を得ながら、計画的に青い森を守っていただきたい。
伐採前の文芸のこみち(1号遊歩道)夏(1枚目)と秋(2枚目)


秋の写真と同じ場所の伐採後(1枚目)
右は切られた桜の幹(3枚目)奥は作業中の樹木(2枚目)



2 地球温暖化対策について
市は現在(2013年度比)21.7%に留まる温室効果ガスの削減率を、2030年度までに現在の目標値31%から、国の目標値46%を超え県と同じ51.1%まで一気に引き上げる案を示しています。
実行可能な数字なのでしょうか。
- 【質問】 国と県はそれぞれが保有する、設置可能な建築物の50%以上に太陽光発電設備を設置するとしている。
本市の市有施設での設置状況を示せ。 -
【環境部長答弁】 自家消費型太陽光パネルを設置している市有施設は、小中学校9校、市民センター・公民館4施設、小学校給食センター及び青森清掃工場の15施設。
【意見と要望】
2025年度の新規事業として市保有施設50%以上への太陽光パネル設置と、高く掲げた温室効果ガスの削減目標の達成のために、市民が2030年までにどう行動すればいいのか、具体的な施策を盛り込んだ、実効性のあるロードマップを要望する。
3 松原地区の街づくりビジョンと棟方志功記念館
中央市民センターと勤労青少年ホームの統合施設と棟方志功記念館の施設内容については松原地区街づくり有識者会議でビジョン素案を検討中で、令和7年1月までパブリックコメントを募集した後、ビジョン案を提出予定とのこと。
- 【質問】 松原地区街づくりのこれからのスケジュールを示せ
-
【教育部長答弁】 来年以降のスケジュールは未定。
意見と要望
新施設には①プラネタリウムの運営②ダンス・スポーツ・音楽スタジオなどの若い人が集える施設③市ゆかりの芸術家の作品展示と保管④青森空襲資料常設展示室の拡充と、市の歴史民俗資料館の検討を要望。
特に文教地区再編の機会を捉え、青森空襲や歴史を伝える活動に青森市が積極的に関わることを要望する。
2025年1月末から
●非課税世帯に対する
物価高騰支援給付金と
子ども加算給付金
- 【物価高騰支援給付金】
住民税非課税世帯に対し、1世帯当たり3万円を給付
対象:令和6年12月13日付で住民全員が非課税の世帯 - 【子ども加算給付金】
物価高騰支援給付金の対象者(世帯主)の子ども1人に対し2万円の加算 - 【申請手続き】原則不要
1月上旬に市から振込口座と振込日の通知がきます - 【給付時期】
初回支給は令和7年1月下旬から2月上旬の予定。その後は順次支給 - 【申請手続きが必要な方】
・支給対象と見込まれるが世帯主の変更などにより振込口座が不明の世帯(市から確認書が送付されます)
・転入などで課税状況が不明の世帯
(市から申請書が送付されます)
・非課税世帯で口座を変更した世帯 - 【手続きが必要な方の申請期限】
7月31日を予定(3月議会の議決で決定となる)→HPなどで要確認
※詳しくは市HPまたは広報あおもりにて
小熊ひと美活動日誌 24年10月~12月

受け継ぐ集会 新城中学校

学校給食センター視察

日中友好協会交流会

議員とカダる会
青森大学

立憲民主・社民会派
弘前市視察

核ゴミいらない青森集会

PFAS学習会

ゴミ集積所検証・花園